2018年5月13日日曜日

ネパール語が伝わらないあなたへ

ネパール語、それは日本人にとって、まぎれもない外国語です。
みなさん勉強して、話せるようになって、相手と会話しておられることでしょう。

ネパール語を学んで使っていくと、多くの人が二つの問題にぶつかります。
・相手が何を言っているのか、さっぱり分からない
・自分の言っていることが、まったく伝わらない

この前者は、慣れの問題ですので、時間がたたないとどうにもなりません。
近道は、ネパール人とひたすら会話することです。
あなたのことを良く知る仲のいい人でなく、その他一般のネパール人との会話です。
ただ、自分が口から発することのできないものは、聞いても理解できません。
これが、後者と深く関係しています。

あなたはきっと長い間ネパール語を勉強して、必死で練習してこられたことでしょう。

文法も単語も問題ない。
自分で思った事、言いたいことを正しく話している。
にも関わらず、相手は理解してくれない。

なんて事ありませんか?

次の点に注意を払いましょう。
1.休止
2.リズム
3.発音
4.声量
5.はったり力

まず、休止です。
どの言語においてもそうですが、同じ単語の並びでも、休止を入れるところがズレていると、意味が間違って理解されることがあります。
文章のどこで区切るのか、どの語群を続けて読むべきなのか、これに注意を払ってください。
簡単な練習法は文章を書いてネパール人の友人に発音してもらいます。
どこで切っているかをよく確認して、同じように休止を入れましょう。
発音がそれなりに適当でも、外国人に接し慣れている人は、あなたの話を理解しやすくなります。

次に、リズムです。
イントネーションとスピードとも言い換えられます。
あなたが話すネパール語、それはカタカナを読み上げているだけかもしれません。
文章の語群のどの部分をどんなスピードで呼んでいるのか、できる限りコピーしましょう。
音の高低差はどうですか?
ネパール人がしゃべると、高い音低い音が入り混じっているのに、あなたがしゃべると音もスピードも一定になっていることはありませんか?
そうであれば、それはもうネパールで言う外国語です。
日本で日本語を話す外国人が正しい文章を話していても、私たちに伝わりにくいのもそれが原因であることが多いです。
とにかく不自然なわけです。
ネパール人が話すリズムをコピーしてください。

もちろん、発音も大事です。
これは、耳が良いか、またそれを再現できるかによるので、人によって大差があります。
しかし、同じ「カ」でも、有気音、無気音は使い分けていますか?
同じ「タ」でも、巻き舌を使い分けていますか?
同じ「ナ」でも、舌の位置、鼻音使い分けていますか?
ネパール人と同じレベルとはいかなくても、あなたの話し方の中では区別をつける必要があります。
時間はかかりますが、常に意識して話すことで、少しずつですが上達することはできます。
ぜひ、がんばってください。

忘れがちなのが、声量です。
日本人は特に自信がなくなると声が小さくなります。
ネパール人は耳が悪い人が多いので、大きな声ではっきりしゃべりましょう。
相手が聞き取れないのは、単に声が小さいだけだからかもしれません。
複数人がしゃべるときも、声の大きい人が勝ちます。
大きな声で、場をコントロールしましょう。
そして、自信がなくても疑問文以外は語尾を上げないことを忘れずに。

最後に大切なのが、はったり力。
そう、はったりです。
ベラベラと止まることなく話し、「え?何?あなた理解できないの、おかしいんじゃない?」くらいの気合で話します。
そうすると、「ぉ、ぉぅ。分かるとも。」という感じで、相手は文章から読み取ろうと努力します。
ネパール人は負けを認めるのが嫌いで、恥ずかしいことも嫌いです。
ですから、優位に立つことで、相手は負けじと努力をするのです。
こちらが、ガンガン行けば相手もついてきます。
強気で行きましょう。
不安感を決して見せてはいけません。
まぁ、はったりと言えばはったりなのですが、これ意外と有効です。

どうでしたか?
あなたはどこが足りていませんか?
この5つ、いや、1つでも当てはめたら、あなたのネパール語は伝わるようになるかも!?
ちなみに、これはネパール語力ではなく、ネパール会話力です。
会話力がなければ、ネパールで生きていくことはできません。
どんなにきれいなネパール語を話しても、文法が完璧でも、会話力がなければ使い物になりません。

ぜひ、使えるネパール語を!

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